La Verna

サンクチュアリー　ツアーズ：　

ラ・ヴェルナ：

トスカーナ州のアペニン山脈の標高１２８３Mに位置する町。

この町の大聖堂は、１３世紀にアッシジの聖人サンフランチェスコによって建設

されました。

この教会は、アペニン山脈の巨大な岸壁の上に建っており、

カゼンティーノ地区と高台に位置するヴァル　ティベリーナから良く見渡せる広大なブナとモミの森に囲まれています。

ラ・ヴェルナの大聖堂は、フランチェスコ派の教会の中で最も重要な教会の一つです。

この重厚な建物の中には、神聖な宝物ともいえる多くの文化財が詰まっており

そこには芸術・文化・歴史がしっかりと刻み込まれています。

この大聖堂は、サンタマリア　デッリ　アンジェリと呼ばれる１３世紀に建てられた

最初の小さな教会、回廊、スティグマ―タ礼拝堂、サンタマリア　アッスンタ聖堂から

なっています。教会内には、１５世紀の画家アンドレア・デッラ・ロッビアによる

"受胎告知"、"キリストの復活"といった傑作が並んでいます。

ここは、聖フランチェスコが"スティグマータ"（聖痕）を授かった場所です。

モンテ・オルヴィエート・マッジョーレ　大寺院：

１４世紀に建設された、イタリアで最も印象的な大寺院です。

シエナの南部に位置する岩壁の上に建っている赤レンガの建物です。

寺院内部には、ルネッサンス期を代表する二人の巨匠ルーカ・シニョレッリと

ソドマによるフレスコ画が描かれています。

チェルトーザ・デル・ガッルッツォ：

フィレンツェ近郊の町です。

この聖堂の内部は城様式の造りになっており、外見は教会というよりも

要塞様式の造りになっています。

１３４１年にフィレンツェ出身の二コロ・アッチャイウォーリの手によって

始められ、ここは自由主義派の芸術を学ぶフィレンツェの若者達を迎え入れる為に

使われていました。

１８１０年のナポレオンの進行により、全ての芸術作品

（５００年以上前に書かれた書物等）が略奪され、その一部しか回収されていません。

そして１８６６年に、最後のチェルトーザ人達がこの地を去り、

この地はイタリア共和国の一部になりました。

１９５８年からキリスト教のべネディクティーネ修道士団体が住むようになりました。

ポントルモ（１５２３年―２５年製作）による"パッション"が描かれた

５つのアーチ形のフレスコ画を含む数々の重要な芸術作品が収蔵されています。

ロレート　サンクチュアリー：

アドリア海を見下ろすポート山頂に建っています。

１５１８年から１５２２年にかけて、サン・ガッロとアンドレア・サンソビーノ

そして、その他の建築家達により建設されました。

膨大な数の芸術作品が収蔵されています。

何世紀にも渡り法王や王族、モンテーニュといった作家達、デスケート等の哲学者、

そしてまた教会でオルガンを演奏したモーツァルト等の音楽家達、その上何万人もの

巡礼者達がこの寺院を訪れています。

アッシジ：

１２２８年から１２３０年の２年をかけて、聖堂建設されました。

この教会の地下には、聖フランチェスコの遺体が埋葬されています。

その後、１３世紀の終わりに礼拝堂・鐘楼が付け加えられました。